新撰組5月映画公開!土方歳三資料館は岡田准一さん主演”燃えよ剣”の公開前の今がおすすめ【レポ】

    
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新撰組5月映画公開!土方歳三資料館は岡田准一さん主演”燃えよ剣”の公開前...

※こちらは旧キャンドルブログの記事です。

 

こんにちは、大沢りえです。

司馬遼太郎(しばりょうたろう)さんの著書で
新撰組の土方歳三の物語を描いた「燃えよ剣」が
今年5月22日に、V6の岡田准一さん主演で映画公開されます!

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参照:燃えよ剣公式サイト

 

映画のビジュアルポスターを見ただけで
土方歳三の半生が
壮大なスケールで描かれるのではないかと
今から期待に胸が膨らみます!

 

実は、歳三の生家が日野市にあり
現在、生家が資料館として運営されているのですが

彼が新撰組になる前からと
新撰組で活躍してからも所有していた武具などが
現在も綺麗に保存されています。

 

おそらく、映画公開後は混むだろうと予想し
1月に、歴史好きの同僚とその資料館へ行きましたので

今日は、新撰組・鬼の副長とまで呼ばれた土方歳三の
ゆかりの地〜日野の生家〜についてレポートをしたいと思います!

 

 

資料館では、刀傷を負った歳三の武具など、貴重なものが見られる!

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資料館では、
歳三の若かりし頃のエピソードから順を追って
亡くなるまでの歴史を遺品を通して知ることができます。

すべて見所なのですが、
中でも、文久三年(1863年)八月十三日の*政変で使用した
歳三が頭部を守るために額につけた鉢金(はちがね)があり
この鉢金に歳三の頭を狙って、斬りつけられた刀傷を確認できます。
*公武合体派が尊皇攘夷過激派を京都から追放したクーデター

 

展示の説明には、あの有名な池田屋事件の
2ヶ月前にこの鉢金を歳三が
義理の兄、佐藤彦五郎に送ったとありました。

 

また、その池田屋事件で使用された鎖頭巾(くさりずきん)
今でいう、マルカン(丸い輪っか)が沢山繋がれたような防具で
頭巾になっているものも展示されており
右首後ろあたりに、刀か槍で突かれたと思われる
くさりを突き破った大きめの穴が開いていました。

 

頭巾だけでも1.6kg〜1.9kgあるらしく
相当、首&足腰を日頃から鍛錬していないと
上手く立ち回れないなと、
”もし自分が武士なら”と、想像してしまいました。

 

当時の緊迫した状況が想像できる書状も見所!

時代が動き、
幕府側(新撰組)と新政府軍(薩長)の形勢が逆転。

幕府の組織全体が崩壊したのち、
新撰組が”逆賊”となり、捕まれば処刑となった頃

 

当時、生家のある日野市でも
「一族郎党根絶やしになる」と噂があったりと
歳三からの多くの遺品や手紙は
処分せざるを得なかったらしいのですが

 

新撰組局長の近藤勇から歳三へ発行された目録は
彼が生きた証、また剣術の腕前を示すものとして
目録の宛先として「歳蔵」と記載されていた部分が一度消され
諱(いみな)の「義昌」に書き換えられている状態のものを見ることができます。

 

その緊迫した時代背景、死と隣り合わせな中
新撰組の面々が、彼らの信念にしたがって
平和に暮らせる世を保つために戦っていたんだろうな

資料館の展示を拝見して
歴史の面白さは、
そういう想いを馳せるところにあるかもしれない
そんな風に思いました。

 

 

歴史上の自分物たちの考えは現代に通づるところがある

 

また、歴史上の人物の考えにまで思いを馳せてみると
現代でも活きることが多くあります。

 

私は、自分で事を起こすということに興味を持ち
現在東京の福生市で個人キャンドル教室や
キャンドル販売を始めたのですが

 

新しいことに挑戦し、物事を成し遂げていく上で
信念や理想の未来を掲げる重要さと
今の自分のレベルで何をするべきなのかを見極めることの大切さを
新撰組や歴史上の人物に教えられました。

 

新撰組で例えると
天皇をお守りするという大義名分を持ってして
幕府の後ろ盾により、京の治安維持をしていたわけですが
私は、彼らのその信念の根底には、
もっと別な、個人的で人間らしい理由があると思っていて…

 

それは、”家族や民たちが安心して暮らせる太平の世を作りたい”
彼らは農民の出だとしても、武士として
そう心から望んでいたのではないかと思います。

 

天皇をお守りする大義名分は、ある意味手段でしかなく
その自分の理想の未来に、
己の力で一気に上り詰める事はできなくとも
天皇や幕府側の機能がうまくまわれば、叶うかもしれない
そのために、自分たちができる事は
今、幕府側の人間として命じられた日々のことをする。

 

すると、彼らがしてきた行動、点と点が一気に繋がる
そんな気がしました。

 

実は歴史が大好きすぎて、
今回訪れた土方資料館に行っても、
こんな事をしみじみと思ってしまっていました。^^

 

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日々の生活をこなしていると
ついつい、いつもの毎日が過ぎて行きますが
目指す未来があると、そのためにできる事は無数にあって
生きる活力すら与えられるようにさえ感じます。

 

今回、
新撰組や歴史上の人物たちに思いを馳せながら
私自身のキャンドル教室・販売をする上でどんな場所を目指すのか
そんなところまで派生してしまいましたが、

 

私が大事にしている信念、
 ”これまでの経験を価値に変え、次の世代まで潤わせる” 
という思いを、改めて大切にしていこうと思いました。

 

思いがけず、自分の現状と重ね合わせることとなりましたが
きっと誰もが、どんな形かで自分の生き方を考えるきっかけをもらえるように思います。

ぜひ、空いている今の時期に足を運んでみてください♪
そして5月に上映される”燃えよ剣”、今から本当に楽しみです。

 

 

土方歳三資料館の所在と運営時間、入場料など

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土方歳三資料館
〒191-0021 東京都日野市石田2丁目1−3

 

・開館日
第1・3日曜日の 12〜16時で開館しているようですが
2020年はイベントもあったりで、開館日に変動がありそうです。
スケジュール詳細は、土方歳三資料館ホームページをご覧ください。

 

・入場料 500円

 

資料館内は写真が禁止となっておりますが
資料館の敷地内(外)は撮影が可能でした。

外には、展示品の中にもあった
土方歳三が新撰組になる前の
天然理心流の道場で練習していた時の、木刀のレプリカが置いあり
それを手にして写真を撮ることができます!

 

実際に持ってみると、持ち手もかなり太く
また重量すごくあって、両手で持っているのも辛いほどです。

その大きさ・重さの木刀で鍛錬していたということは
かなりの筋力でガタイが良かったのではないかと
同僚と盛り上がってしまいました。笑

 

資料館には、歳三グッズなどもありますので
ぜひチェックしてみてください♪

 

 

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