停電時におすすめの防災用ろうそくをご紹介♪キャンドルの違いを解説
※こちらは旧キャンドルブログの記事です。
こんにちは、大沢りえです。
先日、過去最大級の台風 ハギビス(Hagibis)が東海・関東、北陸地方に上陸しましたね。
その大きさゆえ、日本海側でも被害が甚大なものとなっています。
皆さんはご無事でしたでしょうか。
東京の私の自宅では、横殴りの雨が、配管をつたってしまい寝室の壁や天井から、雨漏りが発生して雨漏り対策に追われた1日となりました。
天井照明の傘の中に水が溜まっていたのを見た時は漏電しないかと、ヒヤヒヤしました。
日本に住んでいる限り避けられない自然災害ではありますが、落ち着いて最善の行動をとっていけたらいいですね。
なので今日は、いざという時の停電対策として、おすすめの防災用キャンドルを特徴別に紹介していきたいと思いま
非常用ろうそくを選ぶときや、キャンドルを手作りする時に、参考にしてみてください。
台風が来て改めてわかった、電気のありがたみ
台風、地震など、自然災害が発生してみてわかるのは電気のありがたみ。
幸い、私の住む地域では今回、停電になりませんでしたが停電したらお風呂も沸かせないし、冷蔵・冷凍庫の中身がいっぱいだったから、どうやって消費しようか考えながら。
何より、部屋や外が明るいのって本当にホッとします。
数ヶ月前にも、住んでいる地域がいきなり停電が発生して道を照らしているのは、帰宅ラッシュの車のヘッドライトだけということがありました。
帰り道、ドキドキしながら足早に帰宅したのを覚えています。
今回の台風もくるかもしれない”その時”に、ビビりながら備えていました。
連絡をとった友人たちは常に携帯とパソコンをコンセントに繋いでフル充電にしていると、いざという時の連絡手段として携帯のバッテリーは残しておきたいとしきりに言っていました。
よく、緊急事態の対応として、携帯のカメラのライトを水のペットボトルの上に置いて光を反射させる方法が、テレビや動画で紹介されていますが非常に明るく便利である反面
それは、電気が安定的に供給するされていればの話で、極力使用頻度は減らしたいもの。
また懐中電灯も、夜、暗い中、外への移動が必要となった時のためにバッテリーは温存しておきたいですよね。
だからこそ、停電時家の中で明かりを灯すのであれば、キャンドル使うのが非常に有効ですし、必ず防災備品の中に入れていて損はない思います。
明かりがもたらしてくれる安心感
真っ暗闇の中では、そこに明かりがあるだけで不安や心配を軽減してくれる効果があります。
実は、今回の台風の時もそうですが以前に停電が起こった時にも、友人から
Rieにもらったキャンドルが役立った♪
Rieからもらったキャンドルがあるから停電になっても安心だよ!
と、言ってもらえて、誰かを勇気づけられることを非常に嬉しく感じたことがありました。
近年自然災害が多くなっている今、すごくささやかな手助けかもしれないけれど、キャンドルを防災備品として家族や友人にプレゼントするのもいいかもしれません。
イチバンおすすめ♪超時間使えるトリプルウィックのソイキャンドル
以前トリプルウィックキャンドルの香りに特化した記事を書いたのですが、このキャンドルは香りを素早く広げるだけでなく、光量の量も他のキャンドルに比べると、ずば抜けています。
私のキャンドル教室”Liberty”
キャンドルを複数個、灯さずともこのキャンドル1つあれば、6畳くらいなら、問題なく過ごせるほどに明るいです。
目を凝らしたり、足元に注意しなくても大丈夫なくらい、
6畳に対して、トリプルウィックのキャンドル1つを目安に増やしていくといいでしょう。
また、ワックスを大豆の油から抽出されたソイワックス にすれば、融点が低い為、ゆっくり燃えてくれてバースデーケーキなどで使われる主流のパラフィンワックスより、2倍の燃焼時間となります。
ですので、被災時など、電気が来るまでに時間がかかる!という時はソイワックス のものが良いでしょう。
また、このソイワックス のトリプルウィックキャンドルアロマとも相性もいいので、少なめのオイルでも、しっかり香りが飛びます。
セージやオレンジ、柑橘系の香りのオイルを足せば部屋の中も気分もリフレッシュされるのでおすすめです♪
明るさキープするなら白地・ 炎が剥き出しになるタイプのキャンドル
ソイワックス のキャンドルが見つからなかった場合、次におすすめなのは、パラフィンワックの白地のキャンドルです。
ピラーキャンドル(円柱)ですとキャンドルの側面が残り、間接照明のような雰囲気になります。
ですので、少し光量が足りないのですが、白地のキャンドルですと、光が反射し、写真でいうレフ板のような働きをしてくれるので周囲が明るく見えます。
災害用としてピラーキャンドルを用意する時は、色付きのものより、白地のパラフィンキャンドルを意識してみてください。
または、炎がむき出しになるタイプもおすすめです。
ピラータイプとは異なり炎がむき出しになる、以下のようなキャンドルは
トリプルウィックキャンドルのように炎の光がダイレクトに、周りを照らしてくれるので、とても明るく、非常に安心感が生まれます。
ただし、炎がむき出しのキャンドルでも芯が細いと、十分な明かりがキープできなかったり、ロウを吸い上げる力が弱くて溶けたワックスが、溢れることがあります。
芯の細さを判断するのは難しいと思いますが、量産されている市販のキャンドルですと、例外はありますが小さいキャンドルには細めの芯が大きめ・高さのあるキャンドルには太めの芯が使われていることが一般的です。
ですので、出来るだけ、大きめなキャンドルで芯が太めなものを選ぶようにするといいと思います。
また、念のためキャンドルの受け皿も用意しましょう。
アルミカップでも代用は可能です。
※フレッシュフラワーという香りが白地のキャンドルになります。
まとめ
今回は、台風や震災時の停電対策に、おすすめの防災用キャンドル を紹介してきました。
お店で選ぶ時は、ご紹介した
・トリプルウィックのソイキャンドル
・白地か、火がダイレクトに周囲を照らすタイプのキャンドル
こうした条件をもとに、災害用のキャンドルを探してみてくださいね。
市販のものも、もちろん可能ですが芯の太さで明るさを調節したり、長時間使えるようなワックス選びで
”いざというときのために最適なキャンドル”
を、作れてしまうのもハンドメイド ならではの良いところ♪
私のキャンドル教室では、デザインの面だけでなく
こういった光の明るさや
燃焼時間の違いなどを学んで頂きながら
状況や用途に合わせたキャンドルを
手作りして頂けるよう基礎からレクチャーしています。
最後までお読み頂き有難うございました。