【キャンドル作り】ワックスのほこりを除去する方法〜綺麗に仕上げるための秘訣〜
※こちらは旧キャンドルブログの記事です。
こんにちは、大沢りえです。
先日、YouTubeでのコメントでこのような質問を頂きました。
せっかく可愛いキャンドルを製作している間
また、出来上がったときに
ホコリが目つくと、やっぱり少し気になりますよね。
そこで、今日は
キャンドルワックスについているホコリを取り除く方法と、
おまけに、
制作中、ワックスにできるだけホコリを
付けないようにするための3つのポイント
をご紹介していきたいと思います。
同じようにキャンドルワックスに
ホコリがついて取れない状況でお困りの方や、
あるいはホコリ問題を諦めていた方がいましたら
ぜひ試してみて下さい♪
ホコリが混ざりやすいパラフィンワックス
キャンドルワックスは基本的に
卸問屋さんから購入するのですが
キャンドルワックスの中でも
主流のパラフィンワックスは、流通量も多いため
その分、小さなホコリも混じりやすくなってしまうようです。
キャンドルワックスに混じっている
大きめホコリは簡単にとれるのですが
ワックス自体は少し粘着感があるので
細かいホコリまではとるのが難しいです。
私も、以前は頑張ってすくい上げて取ったりしていたのですが
とても効率が悪く、どうにかして取れないかと
いろいろな方法を試してきました。
その中でも効果的だった方法をご紹介していきますね。
ワックスのホコリは濾して取り除ける
キャンドルワックスは少し粘着質のため
チリ・ホコリがくっつきやすく
取り除くのがなかなか難しいのですが
ワックスを一旦溶かして液状になったところで
ティッシュを使い濾すと
細かいホコリを取り除くことが可能です。
※どのワックスでもこの方法でホコリを取り除くことが可能です。
・ティッシュを半分に折り畳みます
・両端を内側に折り重ね、三角形にします。
・ティッシュを漏斗のようにして、
ただしここで注意して頂きたいのは
ティッシュは柔らかく、ワックスが染み込みやすいので、火傷には十分注意してください
そして、できるだけ少量を素早く注ぎ込むのがポイントです。
また、コーヒーフィルターですと
紙が分厚く、なかなか溶けたワックスが通りにくく
通り抜けられないワックスが、フィルターの中でどんどん固まっていってしまいますのでご注意く
おまけ: ワックスにホコリを付けないようにするための3つのポイント
さて、
次に、そもそもキャンドルにホコリがつかない様にするポイントを
ご紹介しようと思います。
ワックスにできるだけホコリを付けないようにするためには
以下の3つのポイントを意識してみてください。
・油分
・形状
・室温
パラフィンワックス の場合、産地にもよるのですが
油分が多いものは、粘着質だったり
ベタつきが多いため、ホコリがつきやすいです。
また、ワックスの形状が
粒状のもの、ペレット状のもの、板状のものがあるのですが
初めての方や、お家でキャンドル作りをされる方は
ペレット状のものを使用するのがおすすめです。
ペレット状のワックスは扱いやすく、
触ってみると粘着感も比較的少なめです。
粒状のものは粒のサイズが小さいため
溶かす時に、とてもに楽なのですが
保管する際に、細かいホコリが入り込みやすく
また室温の高い場所や
購入した後に、しばらくの間使わずに放置してしまうと
以下の写真のように、粒どうしが固まってしまい、扱いにくくなります。
(下の写真は、粒状だったワックスが、1枚板になってしまったものです。^^;)
ブロック状のものは、スパチュラとハンマーを使い
割っていく必要があるので
あまり女性向きとは言えないのと
中国製のことが多く、油分が非常に高くなっているため
ホコリがつきやすいです。
(一部のキャンドル作品において、
油分が多いワックスの方が、
産地で一概に良し悪しをつけることはできません。)
まとめ
今回は、誰でも簡単にできる
ワックスのほこりを除去する方法をお伝えしてきました。
ある程度、ワックスにほこりが混じってしまうのは
仕方のないことなのですが
綺麗なキャンドル作りには欠かせないポイントです。
・パラフィンワックスにはホコリが混ざりやすい
・ワックスのホコリはティッシュで濾せば取り除ける
・ホコリを付けないようにするたに、油分、形状、室温に注意する
上記のことを知っているかで
制作時にも気持ちに余裕が出たりして
キャンドル作りを楽しめる度合いも変わってくると思います。
ぜひ、上の方法を試しながら
キャンドル作りを楽しんでくださいね。
参考にしてみてください♪