キャンドルづくりが初めての人へ、ホーロー鍋の選び方、3つの条件
※こちらは旧キャンドルブログの記事です。
こんにちは、大沢りえです。
今日は、実際のレッスンの中でもお話ししている、キャンドル制作をする上で必要な道具で中でも、最も欠かせない
ホーロー鍋を購入する時に大切な3つのポイントとリアルな私の経験をもとに選び抜いた、おすすめのホーロー鍋もご紹介したいと思います♪
これから制作用の道具を揃えようとしている初心者さんには
特に押さえておいて頂きたいポイントでもあります。
キャンドル制作道具選びをしている方の参考になればと思います。
ホーロー鍋を選ぶ時に重要視するポイントは「重さ・体積・色味」
キャンドルを製作するとき、絶対に必要となるのがホーロー鍋。
私が鍋を選ぶときの基準は
・軽い
・深さ
・オフホワイト
主にこの3つ条件で探します。
オプション条件で、注ぎ口が尖っているものです。
まず重さについては軽いものがいいのですが
それは、どうしてかと言うとピラーキャンドルなどの製作の際、ワックスを大量に溶かすと、すごく重量感があります。
また、慎重にワックスを注ぐ必要があるので溶けたワックスが入った
重たい鍋を片手でずっと持つのは、女性にはちょっと難しかったりするので
ホーロー鍋は軽いものを選ぶ、鉄則です。
次に大切なのが体積です。
先ほどと同様、大きめなキャンドルを制作するとき、たくさんワックスを必要とするので、深くて大きい鍋があるといいでしょう。
また、キャンドルをコーティングする“ディッピング”という技法を行う時に
キャンドルがすっぽりと浸かるほどの鍋の深さが必要です
そして最後は色味です。
ワックスを色付けするときに顔料・染料を少しずつ加え、色味を確認していきます。
色を一旦濃くしてしまうと色を薄くすることが出来ませんので
そのため、オフホワイトの鍋ですと色味を確認しやすいので、
その辺りをポイントにお鍋選びをして下さい。
使っている人が多くてもおすすめできないホーロー鍋
キャンドルの鍋をネットで探し始めると、ホーローミルクパンが出てきますが、正直このお鍋はおすすめしません。
普通のミルクを温めるようのミルクぱんとしてなら問題はないと思うのですが
キャンドル制作の場合は、鍋の移動も多く、持ち上げも頻繁に行います。
そして、取っ手の部分がネジになっていて、これが緩くなってきてしまうのです。
接着剤や、テープで止めても
ゆるくなってしまい危険です・・・
また小さい鍋の場合は、IHヒーターに鍋底が触れる面積が小さいと、ヒーターが反応しないこともあります。
注ぎ口が尖っているので、扱いやすいことは確かなので
それだけは本当に助かるのですが、グラついて不安定というほうが気になってしまうので
私は、すごく小さいモールド(型)に注ぐ時にだけ使っていたりします。
おすすめのホーロー鍋を集めてみた!
軽い・深い・オフホワイトの条件を満たすのは、以下のようなお鍋です。
だいたい全長(持ち手まで含めて)30cm前後
円の直径15〜17cmぐらいのものが使いやすいです。
深さは10cmぐらいです。
以前、上の写真でご紹介した
Kitchen kitchen の鍋をおすすめしていたのですが
私のブログの読者さんで、キャンドル制作を始めようとした方が、お店に問い合わせしたところ
同ホーロー鍋シリーズが、廃盤になってしまったとのことを、教えてくださった経緯がありました。
軽い・深い・オフホワイトの条件に合っていて
さらには両口に注ぎ口があり、右手・左手でもつかえるのが大変使い勝手が良かったのです。
ただ、似たものが、Amazonにもありましたので、ご紹介しますね。
私も次に購入する時は、これかなと思っています。
実際に、他のキャンドル教室でも、このお鍋を使っているのを見たので、主流かと思います。
そして、オプションでおすすめをしたいのは
ニトリのホーロー鍋です。
これは、ちょっと重い!のですが・・・
深い・オフホワイト、
そして注ぎ口がトンガリ気味で
どんなに注ぐ勢いが弱くてもこぼれにくい。
ですので、お鍋の購入を考えているならば、
最初のお鍋を1〜2つ、そしてひとつはニトリという揃え方で
使用用途に分けるのがいいのかなと思います。
まとめ
キャンドル制作をする上で必要な道具で中でも、最も欠かせないホーロー鍋を購入する時に大切な3つのポイントとリアルな私の経験をもとに選び抜いた、おすすめのホーロー鍋もご紹介してきました。
いかがでしたでしょうか?
- お鍋を選ぶ時は軽い・深い・オフホワイトのものを選ぶ
- 注ぎ口も尖っているかもチェックすると良い
最初は、通っている教室と同じものを揃える人も多いと思いかもしれませんが
製作もある一定量を超えると、不便さが出てきたり、もうちょっとここが、制作しやすいのにというようなポイントが出てくるかもしれません。
私自身もそうした経験があったので、自分が使いやすかったツールで、教室内の備品をすべて揃えました。
ぜひ、あなたもお気に入りの道具を揃えるのに、参考にしてみて下さいね。